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専攻科食物栄養専攻では、2年次前期に「応用栄養学特別実習」を開講しています。この実習は、1年次の「栄養学特論Ⅱ」で学んだライフステージ別の栄養管理に基づき、実際に調理や献立作成、栄養教育を実施する授業です。
6月からは、十分な感染対策を講じた上で模擬料理教室を実施します。
1回目となる今回のテーマは、「スポーツ栄養」です。スポーツをしている子どもを持つ保護者が、子どもに作る料理を想定して、調理を開始しました。
スポーツをするには、身体をつくるたんぱく質、エネルギーになる脂質・糖質、身体の働きを調整するビタミン・ミネラルなどが必要になります。ビタミン・ミネラルの栄養素はスポーツをする上で不足しがちになるので、野菜からたっぷりビタミン・ミネラルを摂取できる献立にしました。
特に、ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー代謝過程で欠かせない補酵素として作用するため、今回はトマトを使いました。
考案した献立は「トースト」「野菜たっぷり!簡単ミネストローネ」「彩野菜のスクランブルエッグ」「フルーツヨーグルト」の4品です。
今回の献立のポイントは「簡単」です。朝食を想定し、日頃忙しいお父さん、お母さんが作りやすい食事にしました。
料理教室の受講生役を務めた学生からは「簡単で、満腹感も得られてよかった」と好評でした。
次回のテーマは、「高齢期(嚥下食)」です。
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