1年生を対象とした授業の一つである「大学教育と学修」を紹介します。
1年生が本学に入学して、早いもので2か月が過ぎました。
入学当初こそ新たな環境に慣れていなかったからか、静かな雰囲気でしたが、学生生活にも慣れてきたようで、キャンパス内で元気な声が響き渡っています。
経営情報学科では4月より、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、対面授業と遠隔授業を組み合わせた形で授業を行っていますが、着実に学修のほうも深めてきました。
短大での学びに対する取り組み方は、高校までのものとは大きく異なり、学生一人一人が能動的に学んでいくことが求められます。
そこで、「何のために」、「何を」、「どのように」学ぶのかについて、自分なりの考え方をまとめることを目的として、「大学教育と学修」という授業を行っています。
全15回の授業では、経営情報学科の教員が週に一度オムニバスで担当しています。
「図書館資料の種類と探し方」の授業の様子
講義の内容を紹介します。
- 第1回 オリエンテーション
- 第2回 大学の授業とは ノートの取り方 テキストの読み方
- 第3・4回 レポートの書き方①②
- 第5回 研究テーマの探し方と、研究の仕方
- 第6回 図書館資料の種類と探し方
- 第7回 大学の試験と評価
- 第8回 図書館を活用する
- 第9回 論理的思考力とは
- 第10回 研究の仕方
- 第11回 論文の読み方、書き方
- 第12回 Web情報の活用の仕方
- 第13回 AIデータサイエンスリテラシー
- 第14・15回 効果的なパワーポイントの作成①②
短大での学びの基礎をしっかりと身につけ、経営情報に関する専門的な内容を深めていってもらいたいと願っております。
【学生の感想】
- 専門演習報告書(卒論)を提出できるように、研究テーマを見つけていきたいと思いました。
- 大学では先生の指示を待つのではなく、大切なポイントをノートにとることが大切だと理解したので実践していきたい。
- レポートを作成する際の言葉の使い方を理解できた。
- 後で読み返しても理解できるようにノートを取りたいと思いました。
- 図書館の利用の仕方が理解できたので、さっそく図書館を利用して授業に役立てたいと思いました。
- 高校の試験は「知識確認型」だったが、大学の試験は「論述型」なので、対策をしっかりして試験を受けたいと思いました。