2020(令和2)年11月27日(金)、健康福祉学科2年生の総合的研究発表会を行いました。今年で24回目の開催です。
例年、この発表会は、実習施設の方々などをお招きして開催していましたが、新型コロナウイルス感染症予防のため、今回は初めてオンラインでも参加いただけるように整備して実施しました。
【研究テーマ】
- 教員免許取得のための介護等体験から履修学生が受ける『介護の仕事』のイメージ
- 富山県内のICTを利用した見守りについて ―スマートフォンとその代替機器による見守り―
- 介護外国人技能実習生の実態及び日本人学生との介護業務に対する意識の比較について
- 表面筋電計測定から見た性別・年齢による大腿四頭筋の動きの変化
- MCI・認知症予防方法と取り組みの現状 ―スポーツジム利用者のアンケートを通して―
- 社会的孤立予防と地域包括支援センターの取り組み
- 福祉車両のしくみと障害者等用駐車場の実態
質疑応答では、宮田学長をはじめとする教員やオンラインで参加いただいた外部施設の方から発表内容についての講評や質問をいただきました。
また、来年の総合的研究発表会に向けて取り組み始めている1年生も、たくさんの質問を行っていました。
【 2年生の感想 】
- 新型コロナウイルス感染症の流行している中で、自分たちが「できること」や「すべきこと」を考え、意見交換を行いながら、研究に取り組むことができたと思います。
- 何度も修正を行って、ようやく仕上げた論文ですが、もっと良い内容にできたのではという悔しさを感じています。今回の反省を、これから生かしていきたいです。
- グループ内で役割分担を行い、一人ひとりが責任を担ったことが、良い研究成果や発表につながったと感じています。
- 先生方やオンラインで参加された方々だけでなく、1年生からも積極的な感想や質問があり、とても良い刺激を受けました。
- 研究発表は、福祉分野で課題になっている内容を様々な視点から捉えていて、最後まで興味深く聞くことができました。
【 1年生の感想 】
- 先生方の質問は、今の自分にはない視点からの内容ばかりで、自分の考えの幅を広げる良い機会になりました。
- 先輩方の発表を聞いて、これから自分たちが研究を進めていくにあたって、最終目標を確認することができました。
- 様々な視点からの福祉に関係する研究発表を聞いたことで、自分でも調べ、知識を深めていきたいと思うようになりました。
- 研究テーマの面白さにとても惹かれました。自分たちも少しずつテーマを絞り込んでいき、魅力的な研究にしたいと思いました。
- 発表時は、聞き取りやすい速度と声量で話すこと、視線を原稿に向けたままではなく聞いている方々に目を向けること、スライドの配色、文字の量や大きさなどに気をつけることなど、分かりやすいプレゼンテーションの技術について学ぶことができました。