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学外フィールドワーク ~富山市岩瀬地区を盛り上げよう~

2020年10月27日経営情報学科

 2020(令和2)年10月25(日)、経営情報学科の 篠田 隆行 ゼミに所属する1年生13名と2年生4名の17名がフィールドワークを行い、富山市岩瀬地区をPRすることを目的としたワークショップ「オンラインツールを使用した学生と創る『共生型まちづくり』」でプレゼンテーションを行いました。

 このワークショップは、NPO法人えがおが主催したもので、富山県内のボランティア団体などが他の団体、自治振興会、企業等と協働し、新たな発想で実施する地域活性化を目的とした事業に対して支援する「令和2年度元気とやま県民協働事業」の一つです。

 ワークショップでは、身体障害のある方々や本学健康福祉学科の学生7名とともに富山市岩瀬地区を活性化する方法についての検討を行いました。

 「岩瀬地区の観光魅力」、「新商品開発検討」、「広報戦略」の3チームに分かれて、それぞれのテーマについてプロジェクトの目標や岩瀬地区の課題について共有しながら意見を出し合いました。

 学生たちが提案した案の中には、身体に障害を持つ方々からの意見を聞いて、「共生型」の意味を深く考える必要性に気づくものもあり、新たなイノベーションにつながる活発な議論となりました。

学生の感想
  • ワークショップでのプレゼンテーションに向けて、十分に準備してきたつもりでしたが、たくさんの方々からの意見を聞いて、自分たちの案をしっかり練り直さなければいけないと思い、やる気がわいてきました。

  • 高校生の頃までは、このようなワークショップに参加しても、その場限りで終わってしまっていましたが、今回のプロジェクトは、販売の可能性がある新商品の開発ということで、とても楽しみにしています。責任の重さも感じながら、今後の活動に励んでいきたいと思います。

  • 日頃、自分たちがどれだけ恵まれた環境で時間を過ごしているかを改めて感じました。自分でもできる社会貢献に小さなことからでも取り組んでいきたいと感じました。


担当教員のコメント
  • この日のプレゼンテーションに向けて、学生たちはそれぞれが役割を分担し、また、実際に岩瀬に調査に行き、準備をしてきました。それでも、多くの方々から意見をいただくことで、自分たちのアイデアが不十分であることに気づいたようです。しかし、その「気づき」が大事であり、新たなイノベーションを生み出すには「気づき」を形にしていくことが重要です。これからの学生たちの成長に期待しています。

 今後は、新型コロナウイルス感染症対策としてZoomを活用して検討を重ね、岩瀬地区の魅力を発信するための「マップづくり」や新商品の開発を行っていき、2021(令和3)年2月の完成をめざします。

 なお、今回のワークショップの様子は、10月26日(月)の北日本新聞朝刊に記事として掲載されました。