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2020(令和2)年9月の新着図書をご案内します。
受け入れ図書リストはPDFファイルをご参照ください。
次の10冊は、今月の受け入れ図書から選んだものです。
「どんぶり・雑炊・おこわ」
日本調理科学会 企画・編集 596.2/ヘ/2
伝え継いでいきたい日本の家庭料理。今回は地域の食材を活かしたどんぶり、雑炊、おこわを紹介している。赤飯の例では、北海道から佐賀まで16種類もの赤飯が登場。多様な赤飯に驚くことが多い。
「3〜5歳児の自信を育む運動あそび」
福井 秀明 著 781.9/フヒ
幼児期に必要な能力として、「非認知能力」が注目されている。小学校受験体操の指導者である著者が、非認知能力を鍛える運動あそびのあそび方・動きのポイントなどをイラストとともに説明している。笑う行為も運動とのこと。
「リモートワーク」
リセット・サザーランド ほか 著 336.4/サリ
欧米のIT企業が長く牽引してきたリモートワーク。従来の日本企業像を踏襲する「テレワーク」ではなく、社員の自律性と快適さを重視する、真の新しい働き方としての「リモートワーク」を、豊富な実例とともに提示する。
「認知症でも心は豊かに生きている」
長谷川 和夫 著 493.7/ハカ
認知症予防の研究者であり、先駆者であった著者が認知症となり執筆した図書である。認知症の人が心の中で考えてることを伝えている。「人格を十分に尊重されたケアを受けているかが介護の質や症状に関係する」という。
「人生100年時代の多世代共生」
牧野 篤 著 379.4/マア
誰もが自分の価値をつくりだして、生き生きと100年生きる社会を構想が打ち出されている。一方いまある仕事の5割が自動化されると推測されている。題材も内容も多岐にわたるそれぞれの執筆者から多世代共生のヒントをもらう。
「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」
鳩居堂 監修 386.1/キ
文房具店の老舗である創業350年の老舗・鳩居堂が、日本のしきたり文化を解説する。四季折々の日本の伝統行事は、時間に追われがちな現代の生活に豊かな時の流れをもたらせてくれる。しきたりの知識、解釈、応用を学ぶ。
「剱岳-線の記」
高橋 大輔 著 291.4/タタ
岩場が険しく、前人未到と思われていた剱岳。しかし明治40年、測量隊は山頂で、平安時代の錫杖頭と鉄剣を発見する。いつ、誰が置いたのか。登山道具のない時代にどうやって登ったのか。探検家・高橋大輔がその謎に挑む。
「ペンとミシンとヴァイオリン」
清末 愛砂 著 334.4/キア
ペン(識字教育)とミシン(職業訓練)とヴァイオリン(芸術教育)の力で闘う、アフガニスタン初のフェミニスト団体「RAWA」。その活動を象徴するヘワド高校など、エンパワメントの記録を憲法研究者が綴る。
「しろくまちゃんぱんかいに」
わかやま けん ほか 著 E/シ
お母さんとのお買物は子どもの楽しみのひとつ。パンや果物を買ったあと、大きなケーキは買ってもらえず大泣きのしろくまちゃんに読者の子どもも共感します。シリーズに『しろくまちゃんのほっとけーき』がある。
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