2020(令和2)年6月22日(月)から6月26日(金)の5日間、幼児教育学科2年生が、履修している授業科目に応じた実習に臨みました。
- 授業科目「保育実習Ⅱ」
3歳以上児を対象とした模擬保育
- 授業科目「保育実習Ⅲ」
主に施設(障害児・者)の生活支援および模擬保育(集団レクリエーション)
保育士養成施設では、保育士資格を取得するために必要な実習時間が定められており、本学2年次の保育実習では、保育所か施設のいずれかを選択して実習に参加します。
しかし、今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、保育士養成課程で定められた目標と内容を達成できるように工夫を凝らして、学内で実習を実施しました。
学生が子ども役になり、表現活動を実施
朝の会で5歳児をイメージした「しりとりゲーム」
梅雨をテーマにした作品ができました
音楽に合わせて楽しく身体で表現
ヘビさんを作って遊んだ後は、吊るしてみました
指導案の作成、頑張りました!
事後研究会では保育を振り返り、互いに意見を出し合います
【 実習を終えた学生の学び 】
- 5日間でグループのメンバーの保育をすべて見て、参加することができました。その保育の良いところと、悪いところを客観的に見て分かることもあれば、参加したからこそ分かることもたくさんありました。真似をしたいと思う保育もたくさんあったので、活用したいです。
- 保育終了後の事後研究会では、活動をより良くするための案を学生みんなで出し合い、これまで以上にすばらしい保育ができるという自信につながりました。学内実習を経験できて良かったです。
- 5日間をとおして、一番は子どもの目線になることができ、そのときの子どもの気持ちや予想される姿が以前よりも考えられるようになりました。
- 活動を実践するための準備を念入りに行い、指導案に子どもの動きを想像して詳しく書くことで、ようやく子どもたちに楽しんでもらえることを実感しました。今回の学内実習で学んだことを忘れず、さらに新しいことに挑戦したいと思います。
- 今回の実習で、保育者として自分に足りない力を見つめ直すことができました。指導案を書いているときには大丈夫だと思っていても、実践してみると子どもの姿を十分に捉えきれていなかったし、その場に応じた柔軟な対応ができなかったです。他の保育者役の学生のようすを見て、いいなと思うやり方を知る機会になったので、次の実習に生かしたいです。
今回は、本来の学外実習ではなく、学内での実習でしたが、さまざまな学びを得られたようです。
なお、2020(令和2)年8月17日(月)から8月21日(金)の5日間は、学外での保育実習を実施する予定です。