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2020(令和2)年5月4日(月)に、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の延長が発せられ、このため、富山県内の小学校、中学校、高等学校の休校期間も延長になりました。
これを受けて、本学幼児教育学科 明柴 聰史 講師がとりまとめ役となり、学生たちと「在宅でできる子ども子育て支援」について考え、今回は、手紙を通じて子どもたちを応援したいという思いから、今回は、全学生に文通ボランティアを募りました。
この活動は、コロナ禍での子どもたちの支援を目的に、富山市内5ヵ所で開催した「子ども子育て応援マルシェ」の取り組みの一環です。
「コロナに負けるな、私たちはあなたたちを応援してます!」というメッセージを伝えるため、子どもたちが自宅で過ごす時間を考えて、お手紙、なぞなぞ、オリジナル塗り絵や迷路などを用意して、配布しました。
マスクを贈った子どもたちから届いたお礼のお手紙やメッセージを紹介します。
「かわいいますくありがとう」
「おとなになったら ちいさなおともだちにもやさしくできる ほいくえんのせんせいになりたいです」
「がっこうのべんきょうがんばってね」
「ころなにまけるな」
子どもたちから、とてもかわいいプレゼントをいただきました。
一生懸命作ってくれた感じが分かり、あたたかい気持ちになりました。
学生たちも、子どもたちへのお返事を書きました。
「おやすみのあいだ がんばりましたとおつかれさまでしたの ばっちをつくりました。よかったら つけたりかざったり してみてください。」
また、この機会を生かして、学生たちの有志が、希望する子育て家庭を対象に、Zoomを利用したオンライン子育て支援を行いました。
ZOOMで会話やお絵かきなどをしました
学生たちは、自宅にいる子どもたちとお話ししたり、ホワイトボード機能を使ったお絵かきやクイズなどをして遊びました。遠隔であっても「つながる」ことができるという、コミュニケーションの「新しいカタチ」であったかと思います。
参加した保護者の方からは、「ぜひ、また参加したい。」、「学生さんと話ができて、子どもが楽しそうでした。」、「子どもは、パソコンに映るホワイトボードに勝手にイラストが描かれていくことを不思議そうに見ていました。」という感想をいただきました。
自粛や制限を余儀なくされる中で、「できないこと」として諦めるのではなく、「できることを考える」+「地域の課題を見つけ出す」+「子ども子育ての家庭の困っていることに気づく」=「新しい支援を生み出す」
Tomitanでは、学生の学びを生かしたボランティア活動を大切にしています。
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