2020(令和2)年2月7日(金)、食物栄養学科「令和元年度 卒業研究発表会」を開催しました。
「卒業研究」は、2年後期に開講する専門科目で、4名以下の少人数グループで各テーマについての実験・調査・研究を行います。今年度は、21のグループに分かれて取り組み、成果発表を行いました。
発表会の様子
【学生が発表テーマ(発表順)】
- 牛丼の脂肪量比較と栄養素比較
- チョコレートに含まれる脂質の分析
- 野菜摂取重量とタイミングの違いが食後血糖上昇へ与える影響
- 野菜摂取のタイミングの違いが食後血糖上昇へ与える影響
- 一汁三菜献立における食べる順番の違いが食後血糖上昇へ与える影響
- 調理方法による薬膳の効果の差異
- 薬膳の効果の検証:シナモンの体温に与える影響
- 薬膳の効果の検証:シナモンの自律神経活動に与える影響
- 運動負荷による味覚感受性・嗜好性の変化
- 飢餓体験による精神機能の変化
- 飢餓体験による身体機能の変化
- 富山県内の"子ども食堂"支援の取り組み
- 学内給食管理実習における栄養価と食品構成の検証
- 短大生におけるスイーツ店利用
- 短大生におけるファミリーレストランの利用
- 富山県における報恩講料理の調査
- 富山県と福井県における報恩講料理の調査
- 乳和食を用いた減塩食の検討
- 多職種協働への一歩「高齢者施設における食事提供の状況」
- 未利用の魚を活用した料理の開発とレシピ集の作成
- 富山県で使用される醤油と郷土料理の相性
発表内容には、魚津漁業協同組合と合同で実施した魚食の普及と食品ロス削減をめざす研究もあり、組合の方々にもお越しいただいて、質疑応答にご参加いただきました。
来年度に卒業研究を控える1年生たちは、先輩たちの発表を熱心に聞きながら、積極的に質問をしていました。先輩たちの発表を目の当たりにした学生たちからは、とても勉強になったという感想が聞かれました。
2年生の皆さんには、卒業研究で培った経験を、ぜひ今後の進路に役立てほしいと願っています。