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2020年(令和2)年2月の新着図書を案内します。
受け入れ図書リストはPDFファイルをご参照ください。
次の10冊は、受け入れ図書から選んだものです。
「ニッポン神様ごはん」
吉野 りり花 著 176.5/ヨリ
神様に献じる供物のことを「神饌」と言う。二十一世紀の現代でも、全国各地にはさまざまな祭りが残っている。祭りは、神事であり、「神饌」で始まる。どうしてその食材を使うのか、どのように準備するのか、由来を知ることができる。
「食べる投資」
満尾 正 著 498.58/ミタ
最適な栄養状態を保つことは、知識なしでは難しい。「毎日納豆1パック」「週の半分は魚を食べる」など、栄養学の知識とアンチエイジング医療の正しい知見に基づいて、健康を保つ食事例を紹介している。レシピも豊富に収録。
「ベストキンダーガーデン」
辻井 正 著 376.1/ツタ
日本の幼児教育が抱える課題を解く糸口としてヨーロッパ諸国のさまざまな幼稚園を視察し理想の幼児教育のあり方を探る。フレーベル、モンテッソーリ、シュタイナーなどの思想を根底に運営している幼稚園の様子が豊富な写真掲載で分かりやすい。
「保育内容指導法『言葉』」
大橋 喜美子 他 編著 376.158/ホ
日本の言葉の美しさに感動できる育ちを原点として、子どもが自分の想いを表現できるように工夫された指導法である。増加している日本で生活する外国籍の子供たちとの多文化共生保育に触れている。
「SDGsとは何か?」
安藤 顯 著 338.8/アケ
SDGsを理解するための一冊。SDGsには、地球環境・社会は人類にとって侵してはならない公共財産であるとの理念がある。このSDGsのスタートに至る経緯、SDGsの17の目標と169のターゲット、将来の方向性、関連する諸研究とその展開などを紹介。
「教養としての簿記」
須藤 芳正 監修 336.9/キ
日常で簿記に興味をもってもらい、その理論を短時間で理解していただくための教養書。会計実践に焦点を当てたものではなく、簿記の基本理論をストーリとしていっきに学べる、初学者に最適な1冊である。
「デンマークのスマートシティ」
中島 健祐 著 318.9/ナケ
デンマークは人口わずか580万人の国である。著者は日本人でありながらデンマーク外務省に勤務している。デンマークを礼賛するのではなく、客観的事実を提示しながら日本に役立つと考えられるデンマークの社会システムを紹介している。
「多様な私たちがともに暮らす地域」
松田 美枝編 著 369/マヨ
障がい当事者が参画する防災活動、高齢者が参加しやすいまちづくり、子ども食堂、自死遺族の支援...。当事者の視点から見える地平に光を当てながら、障がい・世代・孤立を越えた新しい地域の在り方を実践で紹介。
「熱源」
川越 宗一 著 913.6/カソ
樺太で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフは故郷を奪われたポーランド人や若き日の金田一京助と出会い自らの生きる意味を見出し...。明治維新後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか。アイヌの闘いと冒険を描く傑作巨篇。直木賞受賞作。
「わたしのちいさないもうと」
みうら とも 文・絵 E/ミト
積み木で大きなお城をつくったり、かくれんぼをしたり、ソファでいっしょに飛び跳ねたり...。もしも、わたしに妹がいたら、こんなことしてあそぼう! 女の子の夢をえがいたチャーミングな絵本。
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