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2019(令和元)年11月23日(土)、射水市のアイザック小杉文化ホール ラポールで、ワークショップ「本とデザインとまちづくり」を「令和元年度とやま呉西圏域調査研究事業」の一環で開催しました。
第一部では、全国的に著名なブックディレクター 幅 允孝 氏をお招きしてトークセッションを行いました。
読書の効用や今までに手掛けてこられた全国の図書館や商業施設での取り組みについて紹介いただきながら、地域における図書館の重要性や図書館の活用に絡めた地域活性化の可能性についてご講演いただきました。
第二部と第三部では、図書館を通じた地域活性化策の立案についてワークショップを実施しました。
地域の方々や公共図書館に勤務する方々と経営情報学科の 東野 善男 准教授と篠田 隆行 准教授のゼミナールに所属する学生たちを合わせて約70名が、10グループに分かれて参加しました。
第一部の講演事例を踏まえて、各グループで実現可能性を探りながら様々な活性化策を企画・立案し、最後に各グループのリーダーが発表を行いました。
学生たちは、授業で学できた知識を生かしながら積極的に発言し、実践の現場を知る方々と意見交換をしたことで、新たな発見ができたようです。加えて、参加いただいたオブザーバーの方々からも、「若者の考え方」や「地域活性化へのヒント」について、新たな知見を得られたという感想をいただきました。
今後、このシンポジウムとワークショップを踏まえて、これからの富山県の経済を支える学生たちの意見を基に実現の可能性を付与し、研究代表者である篠田 准教授と共同研究者である東野 准教授が報告書を作成して、各自治体に政策提言できるよう調査研究成果としてまとめる予定です。
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