2019(令和元)年11月7日(木)、専攻科食物栄養専攻2年生の特別研究発表会を開催し、専攻科2年生15名が入学してから各指導教員のもとで行ってきた実験および調査結果について発表を行いました。
【発表テーマ】
- 野菜に含まれる硝酸塩および亜硝酸塩含量に及ぼす口腔内硝酸塩還元菌の影響
- 高齢認知症者の認知機能評価における栄養・作業・運動療法の影響
- 高齢認知症者の運動機能評価における栄養・作業・運動療法の影響
- 栄養・作業・運動療法により5年以上認知機能が維持されている高齢認知症者の特徴
- アレルギー性疾患罹患者を対象とした栄養素摂取量と血液中のアレルギー・免疫関連物質との関連性
- アレルギー性疾患罹患者を対象とした栄養素摂取量とアレルギー症状・QOLとの関連性
- エゴマ葉ががん悪液質モデルマウスに与える影響について
- オレアノ―ル酸ががん悪液質モデルマウスに与える影響
- とろみ調整食品の添加物および献立内容の違いが食後血糖上昇に与える影響
- 野菜における食べる順序及び調理法の違いが食後血糖上昇に与える影響
- 富山県在住の成人女性におけるトランス脂肪酸摂取と血清脂質濃度との関連
- 一般成人女性におけるトランス脂肪酸2%エネルギー追加摂取による血中脂質濃度及び糖代謝マーカーへの影響
- 少年野球チームに属している中学生の栄養素等摂取状況と首尾一貫感覚の現状
- スポーツをしている子どもの母親における首尾一貫感覚と栄養素摂取量の関連
- 若年女性におけるSOCと食生活の関連
発表会の様子
発表会には専攻科の学生のほか、教職員と専攻科への進学を希望している食物栄養学科の学生なども参加し、会場は熱気に満ちた雰囲気に包まれました。
この発表会は、独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構で学士(栄養学)の学位を取得するために、入学後から継続して研究に取り組み、書き上げた研究論文を発表するための場にもなっています。
今後は、同機構で研究論文の内容や修得した単位、筆記試験の結果などが総合的に判断され、高い栄養学の知識と技能を備えていると認められた学生に対して、四年制大学卒業者と同等の「学士(栄養学)」の学位が授与されます。