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2019(令和元)年11月5日(火)、経営情報学科2年生の授業の一環で悪徳商法撃退講座を開催しました。
弁護士の 渡辺 伸子 氏を講師にお招きして、消費者として注意すべきトラブルについて、具体的な事例を挙げながら教えいただきました。
全国の消費生活センター等に寄せられた消費生活相談件数は、2004(平成17)年をピークにして減少傾向にありましたが、ここ数年は、依然として相談件数が高水準となっています。
富山県の消費者相談件数は増加傾向にあり、被害に遭いやすい年齢は20歳~24歳ということです。
また、その内容として、契約金額が高額な商品やサービスが多く、若い世代が興味を持ちやすいエステティック、サイドビジネスやマルチ取引などが上位だという説明がありました。
事例として挙げられた内容は、学生にとって身近な内容も多く、トラブルのきっかけ、経過、結末について理解していることで、回避することができることも多いということでした。
もし、契約を解消したい場合のクーリング・オフ制度の説明、「トラブルに巻き込まれた際には、一人で悩まないで相談する」ことの大切さ、相談の際に公的相談窓口を利用するといったアドバイスがありました。
学生たちは、一つひとつの事例や対策についてメモをとりながら、真剣に説明を聞いていました。
来年、社会に出る2年生たちは、悪徳商法撃退講座を受講したことで、消費者トラブルに巻き込まれないための知識を修得することができました。
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