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2019(令和元)年10月8日(火)、経営情報学科の篠田ゼミに所属する1、2年生が合同で、富山県高岡市のホテルニューオータニ高岡で開催された、富山県総合デザインセンターが主催する「富山デザインコンペティション2019」の最終審査会に参加しました。
ものづくり県である富山県は、デザイン分野にも力を注いでおり、全国でも希少かつ先駆的な取り組みとして「総合デザインセンター」を設置しています。
同センターが主催する「富山デザインコンペティション」は、今年で26回目となる伝統あるコンペティションです。1994(平成6)年に全国初の「商品化」を前提としたデザインコンペとしてスタートし、これまでに多くのヒット商品を生み出してきました。
今年は「編みなおす」というコンセプトテーマで、10名のデザイナーが、それぞれの専門的分野で開発したプロダクトについてプレゼンテーションが行われました。いずれも富山の素材や文化を活かした提案で、とても興味深い内容でした。
コンペティションでは、他県に在住するプロダクトデザインを専攻する学生の発表やプロのデザイナーが発案した製品の発表など、さまざまなプレゼンテーションが行われました。また、商品化に向けた白熱した審査議論もありました。
学生たちは、フィールドワークでこのコンペティションに参加したことで、とても刺激を受けている様子でした。また、なかなか気づくことができない「富山」の良さを改めて実感できたものと思います。
この経験をとおして、他県にも勝る富山県の良さ、これからの時代の軸となるデザインの価値について、経済・経営学的な観点からも実感できたものと思います。
そして、学生自身がこれからの人生や生活において、多角的な幅広い視点で新たなものを作り上げることに少しでも役に立つ機会になってほしいと願っています。
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