2年生が県外での学外研修に臨みました（関東方面 編）

　2019（令和元）年9月9日（月）から11日（水）の３日間、経営情報学科2年生が、関東方面と関西方面に分かれて学外研修に行ってきました。

　2年生の学外研修は、大都市圏などで展開されている製造業やサービス業などを見学・体験することで、学んでいる経済・経営・情報などの理解を深めることを目的として実施しています。

　今年度の学外研修は、今年2月に旅行会社5社に旅程をご提案いただき、学生たちが提案内容を採点評価して研修コースを選定したものです。

　新2年生が学外研修の提案プレゼンテーションを受けました

＜1日目＞

　2台のバスに分乗して富山県を出発して、最初に東京都渋谷区にあるNHKスタジオパークを見学しました。続いて、東京湾でクルーズしながらテーブルマナー講習を受講しました。

【NHKスタジオパーク】
　NHKの歴史や番組の制作過程を見ることができ、マスメディアの裏側となる実際の現場を知ることができました。私たちが、普段テレビを通じて何気なく観ている番組も、たくさんのスタッフの共同作業によって制作されていることが分かり、協働の重要性を実感しました。

【東京湾サンセットクルーズ】
　当日は、首都圏が朝まで台風に見舞われており、天候が心配されました。しかし、到着した夕方には天候が回復しており、とても綺麗な景色を堪能することができました。
　テーブルマナー講習では、コースのフランス料理を味わいながら、テーブルエチケットについて学びました。これから社会に出ると、ビジネスマナーや業務知識だけでなく、大人としてのたしなみも重要になります。学生たちは、真剣に説明を聞き、テーブルマナーに気をつけながら、おいしく食事をいただきました。

＜2日目＞
　2日目は、東京ディズニーリゾートでフィールドワークを行い、常に改善・改革を実施する企業努力や接客姿勢などを実感してきました。

【東京ディズニーリゾート】
　東京ディズニーリゾートは、ゲストから常に大きな期待が寄せられています。

　ディズニーランドは、現在も新しいアトラクションを建設していました。既存のアトラクションも少しずつ変化しており、常に改善を行うことで、顧客を飽きさせないように進化している様子が見られました。

　ディズニーシーも、新しいアトラクションが開設されるたびに魅力を高めており、多くのお客さまがリピーターとして来場されていることが分かりました。

＜3日目＞
　3日目は、江崎グリコ株式会社のグリコピアイーストで工場見学を行い、小江戸とも称される埼玉県川越市の観光を通じて、地域活性化を学ぶフィールドワークを実施しました。

【江崎グリコ見学】
　グリコピアイーストでの工場見学では、学生たちにもなじみが深く、普段から口にするお菓子の製造過程を見学しました。衛生管理の徹底に加え、長い歴史を有しながら、常に時代に合ったお菓子を製造する企業姿勢を学ぶことができました。

【小江戸「川越」観光】
　地域の活性化の実現を実感することができました。川越のレトロモダンと情緒があふれる街並みには、外国人も含めた多くの観光客がおり、地域活性化モデルの一つとして参考になりました。

　学外研修の3日間、さまざまなフィールドワークをとおして社会の実状を学ぶことができました。学生たちが共に行動することによって協働の大切さを実感することもできたものと思います。

　そして、短大生活の大きな思い出の1ページとしても重要な意味合いを持つ、とても充実した学外研修になりました。