2019(令和元)年9月5日(木)から7日(土)までの3日間、特定非営利活動法人 日本栄養改善学会が主催する「第66回 日本栄養改善学会 学術総会」が、富山県民会館と富山国際会議場で開催されました。
栄養学の研究をされている全国の専門家の方々が発表される中、本学の専攻科食物栄養専攻の学生たちも、教員と共同で研究を行ってきた15のテーマで示説(ポスター)発表を行いました。
【研究発表テーマ】
- 野菜に含まれる硝酸塩および亜硝酸塩含量に及ぼす口腔内硝酸塩還元菌の影響
- 少年野球チームに参加している中学生の栄養素等摂取状況とSOCの現状
- スポーツをしている子どもの母親のSense of Coherenceと栄養素摂取量の関連
- 大学生におけるSense of Coherenceと食生活の関連
- 栄養・作業・運動療法により5年以上認知機能が維持されている高齢認知症者の特徴
- 高齢認知症患者を対象とした栄養・作業・運動療法による運動機能評価
- 高齢認知症患者を対象とした栄養・作業・運動療法による精神機能評価
- アレルギー性疾患罹患者の発芽玄米摂取による栄養素とアレルギー・免疫関連物質との関連性
- アレルギー性疾患罹患者の発芽玄米摂取による栄養素とアレルギー症状・QOLとの関連性
- 富山県在住の成人女性におけるトランス脂肪酸摂取と血清脂質濃度との関連
- 一般成人女性におけるトランス脂肪酸2%エネルギー追加摂取による血中脂質濃度及び糖代謝への影響
- エゴマ葉が がん悪液質モデルマウスに与える影響
- オレアノール酸が がん悪液質モデルマウスに与える影響
- 生野菜における食べる順序の違いが食後血糖上昇に与える影響
- とろみ調整食品の添加が食後血糖上昇に与える影響
発表会場では、大勢の方から研究内容やデータについて熱心に質問いただき、学生たちが丁寧に回答している姿が見られました。
学生たちは、学会での貴重な経験を研究活動にフィードバックするとともに、今後の学位認定試験や管理栄養士国家試験の受験にも生かしていきたいと決意を新たにしていました。