2019(令和元)年6月25日(火)、2年生対象の授業「キャリアデザイン演習」で「就職特別講座」を開催しました。
この特別講座は、社会で活躍をされている職業人の方に、就職活動のあり方や入職後の将来像の描き方を話していただくことで、学生たちが、自分の進路選択や将来について考えるためのきっかけにするとともに、就職活動に対する意識の向上を図ることを目的としています。
今回は、現在、社会福祉法人富山城南会 総合福祉センター にながわ敬寿苑 施設長の 谷 美佐緒 氏に、ご講演いただきました。
谷 氏は、新卒時から勤続されているというキャリアを踏まえて、節目節目での「学び」、「気づき」や厳しい社会の現実について、お話くださいました。
採用者側からの視点として、就職活動や就職試験についても具体的にアドバイスをいただくことができ、学生たちは、メモを取りながら真剣に話を聞く様子が見られました。
【 学生たちの感想 】
- 先生は、現在まで大勢の方々と出会ってこられた経験から、挑戦することや何事にも根拠が必要であることなどの大切さを教えていただきました。この特別講義は、自分の将来を具体的に考える時間だったと感じたので、自分を見つめなおして慎重に考えていきたいです。
- 寝たきり体験レポートの中にあった「満腹感はあるが満足感がない」という言葉が、一番印象に残りました。ただ生活の支援をするだけではなく、心に寄り添うことの大切さを改めて理解できました。
- 人生には、いろいろな学びや経験があり、時には辛いことや失敗することもあると思います。でも、大変だからこそ、やり終えた時に楽しかったと思えるようになるということが分かりました。自分も、無我夢中でやり遂げられるような人間になっていきたいです。
- 人生の中で、その時々の仕事や人との出会いを大切にされてきたというお話しがとても参考になりました。仕事にやりがいを感じ、働くことの意味を知ることができました。今後、自分も働く中で成長してきたいと思いました。