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2019(令和元年)年6月12日(水)、富山県民会館で介護実習指導者会議と研修会を開催し、県内の介護実習施設から74名の指導者の方にご参加いただきました。
これは、「元気とやま福祉人材確保・応援プロジェクト」の一環として実施したもので、 介護実習の連携強化を目的としています。
開会にあたり、関 学科長が挨拶を述べ、「福祉学科」から「健康福祉学科」へ名称変更した経緯の説明、介護福祉士教育の動向や教員の異動などについて、報告を行いました。
続いて、平成30年度 介護実習の実施結果と今年度の「介護実習の手引き」の変更点、本学健康福祉学科における介護実習の必修・選択の状況、実習を受講するための要件や留意事項についての報告と説明を行いました。
また、介護実習計画と実習生の配属についての協議を行いました。
介護実習の実施にあたって、学生の居住地について圏域別に集計したデータを提示したうえで説明を行い、例年どおり交通手段を考慮して学生を配属したことなどを説明し、施設の方々から了解を得ました。
続いて、「学生の主体性を伸ばす実習指導のあり方」のテーマで、実践報告と意見交換を行いました。
実践報告では、特別養護老人ホーム 梨雲苑の 平本 隆子 氏に、コーディネーターとして進行を努めていただき、介護老人保健施設 アメニティ月岡の 林 典子 氏、障害者支援施設 志貴野ホームの 山岸 美歩 氏、特別養護老人ホーム エスポワールこすぎの 小野寺 正子 氏の3名から、各施設での介護実習に対する取り組み状況や学生への指導方法などについて、報告していただきました。
その後は、学生の成長を促すための接し方、やる気を引き出すための予定表づくり、施設として実習生を受け入れるための体制やシステムの状況などについての情報交換を行い、さまざまな意見やアドバイス交換ができるような雰囲気で進行しました。
アンケートには、最後の感想のように忌憚のない貴重なご意見もいただきました。
「実習指導」についての様々な意見を真摯に受け止め、今後の指導方法を検討して、教育効果があがるように考えていきたいと考えています。
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