2019(令和元)年6月7日(木)、健康健康福祉学科1年生が「基礎実習」の事前学習のため、総合福祉センター にながわ敬寿苑で施設見学を行いました。
にながわ敬寿苑は、居宅サービスを中心とした「春乃家」と、住み慣れた環境で顔なじみのスタッフが細やかなケアを提供する地域密着サービスを中心とした「秋乃家」の二棟からなる総合福祉センターです。
学生たちは、施設内を見学させていただき、利用者の方が安全に充実した生活が送ることができるように配慮された工夫などを学びました。
職員の方が、利用者一人ひとりの思いに寄り添い、個性やペースを大切にすることによって「すてきな笑顔」があふれる施設として運営されていることが分かりました。
また、2重に設置された手すりや居室のクッション性が高い床など、利用者の方々が生活しやすいように行き届いた配慮を感じとることができました。
最後に、本学卒業生の先輩が、介護福祉士として働くうえで大切にしている心掛けや行動について、話をしていただきました。
今後も、実習に向けて、学びを深めていきましょう。 学生たちは、利用者に合った環境を整えることの大切さ、多職種連携でケアを提供していくこと、そして何よりも利用者と笑顔で関わることの大切さを学んでいきたいと思います。
【 学生たちの感想 】
- 「また、自宅で生活ができるように」ということを常に考えて、各職種の職員さんたちが情報の共有を図りながら連携していると伺い、施設の方々が総力で利用者の生活を支えていることが分かりました。
- 苑内にある天然温泉の足湯は、施設利用者の方だけではなく、地域の住民など誰でも利用ができるということで、施設が地域交流の拠点としても活用されていることが分かりました。
- 利用者の方が笑顔や会話を絶やすことのない状況は、施設の職員さんたちの小さな気遣いや生活支援の積み重ねによって成り立っているものであると感じました。
- 苑内を見学して、開放的で地域住民との関わりを大事にした「地域密着型」施設の特性が生かされていると感じました。
- 「秋乃家」では、利用者の方が、自宅で24時間暮らすためにはどうしたら良いのかを考えながら利用者と接していることや、「その人らしさ」や「その人のペース」を重視したサポートが行われていると感じました。
- 見学をして、どのような環境が心地よく感じるのか、また、自宅に近い環境とはどのようなものなのかを、考えながら介護を実践していくことも大切なことだと気がつきました。
- 卒業生の先輩の話を聞き、何事にも挑戦していくことは大事だと感じた。これからも勉強や実技など頑張っていきたいです。
- 職員の方々は、利用者一人ひとりの気持ちを大切にしていると感じました。相手の気持ちを最優先に考えながら介護が行えるように、勉強を頑張っていきます。