2019(令和元)年5月19日(日)、第19回富山県障害者スポーツ大会が富山県総合運動公園陸上競技場にて開催されました。
今年も、健康福祉学科1、2年生の学生たちが運営ボランティアとして参加し、会場設営、選手誘導、後片付けなどの運営サポートを行いました。
最初は、学生たちが緊張していて、選手の方々との距離感をつかむことが難しそうでしたが、徐々に会話が弾むようになり、最後は「笑顔」でコミュニケーションをとることができるようになりました。また、途中でハプニングも見られましたが、学生たちが協力して解決していきました。
授業で専門知識を修得することだけでなく、学外の活動で得られる「いろいろな経験・体験」もとても大切です。社会活動をとおして「考える、思う、感じる」ことが「気づき」へとつながっていきます。
これからも多くの「気づき」に出会い、人間的な成長を重ね立派な職業人になってほしいと思います。
【 ボランティアの感想 】
- 初めてボランティア活動に参加しました。参加する前、自分たちと同じようにスポーツをすることは、障害者の方にとって難しいことという認識を持っていました。しかし、障害という壁を乗り超えて、自分たちと同じようにスポーツを楽しんでいることが分かりました。この大会で選手の方々とコミュニケーションをとることができたので、他のボランティアにも積極的に参加して、たくさんの人たちと関わっていきたいと思いました。
- ボランティア活動中、スポーツ指導員の方に「積極的に取り組んでくれて、ありがとう。」と言われ、自分は役に立っていると感じて、嬉しい気持ちになりました。今回は、忙しくて競技を見ることはできませんでしたが、とても良い経験になりました。これからも積極的にボランティア活動に参加したいです。
- 競技番号の確認、順位、賞品の準備などを担当しました。大きなトラブルもなく、円滑に進行できました。運営スタッフの方と、コミュニケーションをとって連携できたことが要因だと思います。補助員の中に軽度の障害を持つ方もおられましたが、伝え方を工夫することで、私たちと同じように作業を行うことができることが分かりました。今回、選手の方々と直接関わることはありませんでしたが、100メートル走で11秒台の記録を出した方もおられ、とても驚きました。
- 誘導係を担当し、緊張した面持ちの選手、グッとこぶしを握り締めて喜びを表現する選手など多くの方々と接することができました。また、選手同士で応援し合ったり、前向きにチャレンジしている姿も見られ、選手一人ひとりの表情を見ながら、やりがいを感じることができました。