2019(平成31)年4月24日(水)の5限目、教養科目「現代社会と人間」の第3回講義を行いました。
今回は、富山県機電工業会 会長で、コーセル株式会社 代表取締役社長の 谷川 正人 氏を外部講師としてお招きして「みなさんに伝えたい ~これから大事にして欲しいこと~」という演題で講義を行っていただきました。
谷川氏は、用意された配布資料とスライドを使用して、
- 自己紹介
- 富山県機電工業会の紹介
- コーセル株式会社の紹介
- 富山県の特徴、ものづくりの特徴と強み
- 企業を取り巻く環境の変化、技術革新(IoT、5G、AI等)・変化
- 大事にして欲しい考え方
などの内容について、お話しされました。
講義の最後には、学生たちに向けて「せっかくの大学生活、漫然と過ごすのではなく、目的を持って有意義に時間を使って欲しい。」とメッセージを送っていただきました。
受講した学生たちは、企業のトップを務めながら、富山県のものづくり業界の発展に尽力される方のお話しを、メモを取りながら熱心に受講していました。
【 受講した学生の感想 】
- 富山県は自然は豊かだけど、都会に比べたら地味なイメージで、なんとなく「負けている」と思っていました。しかし、講義を受けて「富山のものづくり」が日本全国で役に立っていることが分かり、富山県が素敵な県だという認識に変化しました。
- 「コーセル株式会社」は、名前を聞いたことがありましたが、何をしている会社なのかを知りませんでした。表示機器、ATM、医療機器や通信機器など、実は自分の身近なところに直流安定化電源の製品が使われているという紹介を聞いて、表には見えにくいけれど必要な物や部品を製造する方々の存在は、とても大切だと思いました。
- 「気配りが出来る人は仕事もできる。仕事は人のためにやるものだから。」の言葉が心に残りました。また、「マナーを身につけ、法令・ルールを守ることも大切。」という社会人として基本的で当たり前のことを、自分はできているのか? これからできるのか? と改めて考えさせられました。