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特別講義:「介護福祉を学ぶ皆さんへ ~ 人と関わるということ ~」

2019年04月22日健康福祉学科

 2019(平成31)411日(木)、 健康福祉学科1年生の授業「介護福祉論Ⅰ」で、特別講義「介護福祉を学ぶ皆さんへ ~ 人と関わるということ ~」を実施しました。この特別講義は、健康福祉学科の前身である福祉学科の開設当初から新入学生を対象にして毎年行っており、今回で24回目となります。

 今年も、一般財団法人富山県介護福祉士会 会長で、富山県福祉カレッジ 教授の 田中 雅子 氏を講師にお迎えして、ご講義いただきました。

 田中 氏は、人から見られているという意識の大切さ、介護の魅力、介護現場での接遇、電話応対などついて、具体的な事例を基に、学生たちに分かりやすくお話しいただきました。

 学生たちは、福祉・介護分野で長く活躍されている大先輩のお話をメモを取りながら、真剣に受講していました。

学生たちの感想
  • 介護サービスの質は、提供する人材の質によって変わってしまうため、良いサービスを提供するために正しい言葉遣いや表情、態度で接することが大切だということを改めて感じました。初めて会う人の印象は、見た目、声の質や大きさなどによって、わずか7秒で決まってしまうことが分かりました。良い印象を持ってもらうために、常に聞き取りやすい声の大きさや言葉遣い、笑顔で利用者さんと関わっていきたいと思いました。

  • 利用者さんから信用してもらうため「人から見られている意識」の重要さを理解しました。介護福祉士は、他人のプライベートに関わる仕事なので、利用者さんの立場に立って物事を考えて、誰からも求められるような存在になりたいと思いました。

  • 「接遇」とは業務そのものであることを学びました。優しさや温かさは、確かな技術と知識があってこそ、より美しい形に乗せて相手に届けることができると学びました。「他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる」という言葉が心に残っています。何かを成し遂げることは難しいことですが、何事にも努力して精一杯取り組んでいきたいと思いました。

  • 私はケアマネージャーをめざしているので、その立場になった時には利用者さんと直接お話をすることになります。今回の講義で接遇マナーの5原則の挨拶、身だしなみ、態度、表情、言葉遣いなどのルールや注意事項など、ケアワーカーや介護の職場で必要不可欠なことを多く学ぶことができました。入学したばかりで、介護や福祉のことをしっかり理解できていませんが、今回の特別講義で介護の魅力や介護の仕事現場で必要なことなどを学ぶことができたので、介護の仕事に対する関心が強くなりました。