2019(平成31)年3月6日(水)~12日(火)の期間に、福祉学科1年生がインターンシップ(選択制)に参加しました。
インターンシップ2日目の3月7日(木)には、福祉学科1年生のうち14名が、県内の老人福祉施設や老人保健施設(レインボー、大江苑、七美ことぶき苑、梨雲苑、アメニティ月岡、長寿苑、白光苑、あしたねの森、にながわ光風苑)で各種事務プログラムを受講しました。
学生たちは、施設紹介を受けてから施設内を見学したうえで、介護事務の概要やユニット、請求システムなどの説明を受ました。そして、施設長や生活相談員から説明を伺いながら、実際にデイサービスや特別養護老人ホームの請求業務を体験しました。
学生たちは、実践をとおして多くの「気づき」を感じ取っており、これまで学んできた知識の定着を図るとともに、実際に施設で求められる知識や技能の一端を理解することができました。
施設によっては、ご利用者とのふれあいの機会もいただくことができ、充実した就業体験となりました。
【 学生たちの感想 】
- デイサービスの事業所で、登録から請求までの一連の流れを説明していただき、実際にパソコンで入力業務をさせていただきました。小さなミスが大きなミスにつながるので、慎重に何度も確認しながら作業することがとても大切だと思いました。
- 今回は3パターンの請求方法を見学しました。いずれも細心の注意を払って作業を行うことや集中力が重要になることが共通していると改めて実感しました。また、介護事務で扱う金額は、私が想像していたよりもはるかに大きく、仕事の重みを感じました。まだ、分からない用語や制度が多く、もっと勉強する必要があると思いました。
- 施設見学で各ユニットが違う雰囲気になっており、自宅のような作りになっていて、利用者の方が安心して過ごせるように工夫されていると思いました。
- 現場をみることで、介護請求のしくみを少しだけ理解することができました。利用者一人ひとりで明細が違っていて、金額も見慣れていない桁数だったので、慣れるまで大変だと思いました。実際に、福祉業務支援ソフトを使って登録から請求まで体験してみましたが、単純な作業の小さなミスが、後から大きなミスにつながることを改めて感じました。