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2018(平成30)年12月15日(土)に、幼児教育学科1年生の「乳児保育Ⅱ」と「子どもの保健Ⅱ」の授業の一環として、救急法講習会を開催しました。
講習会では、保育者として、子どもや障害児(者)の事故を未然に防ぎ、緊急時に必要な処置が適切にできるように、正しい救急法と蘇生法の知識と技術を身につけることを目的としています。
当日は、講師として富山市消防局呉羽消防署から救急救命士1名と、ボランティアで富山市応急手当指導員9名の方々にお越しいただきました。
主に子どもが突然の心停止になる原因などについて講義を受けた後、乳児(1歳未満)と幼児(1歳以上)それぞれの心肺蘇生法の手順を学びました。
続いて、グループごとにAEDが届くまでの胸骨圧迫や人工呼吸の方法、AEDの使用法を体験しました。
富山市では、119番へ通報後してから救急車が到着するまでに平均7分を要します。そのため、その場に居合わせた人が救急車の到着まで、一次救命処置として迅速な心肺蘇生とAEDによる除細動を実施することによって救われる命があり、救命の連鎖を支えることができることを学びました。
学生たちの多くは、保育の現場で働くため、職場で子どもたちの命や安全を預かるという責務があります。万が一の事態が起きた時、すばやく対応するために必要な知識と技能を身につけることができました。
講習の最後には、受講した幼児教育学科1年生全員に、救命講習受講修了証が渡されました。
今回の講習を通じて命の大切さを教えていただいた、講師の救急救命士と富山市応急手当指導員の皆さまに感謝申し上げます。
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