2018(平成30)年11月28日(水)と29日(木)の両日、食物栄養学科1年の授業「調理学実習Ⅲ」の一環で、食品ロスを減らす取り組みの一つとして注目されている「サルベージ・パーティー」を開催しました。
8月にも富山県生活環境文化部 環境政策課の協力でサルベージ・セミナーを実施していますが、改めて食品ロスについて考える機会として実施しました。
家で持て余していた食材を持ち寄り集まった食材は、旬の野菜や果物(柿、白菜、ほうれん草、大根、人参など)、夏に消費しきれなかったそうめんやうどんなどです。各班アイディアを出し合い、メニューを考案して調理しました。最後に料理名や工夫した点を発表し、試食をしながら情報共有を行いました。

レシピ考案のために食材選び

味付けをグループで相談

完成した料理の紹介
【 考案したメニュー(一部紹介) 】
- もちもちマーブルパン ~スイートコーン、チョコレート、レーズン~
- 鶏肉のソテー チョコレートソース / グラタン
- そうめんと柿のナポリタン炒め
- うどんdeだんご!~いちごジャム、チーズ、あまだれ、りんごソース~
- カレースープ

鶏肉のソテーチョコレートソース / グラタン

そうめんと柿のナポリタン炒め

うどんdeだんご!
【 学生の感想 】
- チョコレートソースのアイデアがすばらしいと思いました。ソースの味が甘すぎず、肉とも合っていて、良い味でした。
- そうめんを使用したナポリタンは、食べる前に違和感がありましたが、おいしかったです。オイスターソースが味に深みを出している感じでした。
- うどんをつぶして調理した団子は、もちもちした食感で味も良かったです。甘だれ、りんごソース、チーズ、いちごジャムと味のバリエーションも豊富で、彩りも鮮やかでした。
- 廃棄していたかもしれない食材が、アイディア次第でおいしい料理へと変化することが分かる、楽しい実習でした。今後も食品ロスを減らせるように取り組んでいきたいと思います。