2018(平成30)年11月15日(木)、幼児教育学科1年「保育内容(造形表現)Ⅰ」の授業で富山県美術館に出かけ、企画展「三沢厚彦 ANIMALS IN TOYAMA」などを鑑賞しました。
木彫で作られた身近な小動物、ゾウやサイなどの大型動物、空想上の動物たちの愛らしさや迫力を楽しむことができました。また、立山にちなんだコラボ作品や常設展示を鑑賞し、多様な表現方法による美しさや面白さを味わうとともに、屋上遊具やオープンラボでの折り紙作成なども体験して、美術館のさまざまな魅力を感じることができました。
美術館前 これから鑑賞します!
仲良しグループ
くま・くま・くま・・・
【 参加した学生の感想 】
- 富山県美術館へ行く度に、ホワイエの広々とした明るい空間から中央廊下を通るときにワクワクした気持ちになる。木のぬくもりや奥から光が差し込む空間は、子どもからお年寄りまでどの世代の人にも安心感や癒しを与えてくれると感じた。「この先に何があるんだろう」と探索したくなる気持ちが高まるには環境づくりが大切だと感じた。
- 展示スペースを進んでいくにつれ、小さな木彫りの猫やトカゲから大きなワニやオカピまで、まるで動物園に来たような気持ちで展示を楽しめた。壁に原画が飾られている奥に、木彫りの動物たちが並んでいる姿に息を飲んだ。実物大のゾウの足元にちょこんと展示されたカエルやパネルの上方のトカゲなど、大人もじっと観察してしまう工夫がされており、発見を楽しむことができた。
- どの作品も圧倒的で、作品のスケールや作る工程・使う素材など、見ているだけでも不思議さや面白さを感じたり、発見する楽しさを感じたりした。
- クマの彫刻が並んでいる展示室があった。一体一体、大きさや色、彫刻の刃の入れ方が全然違っていた。同じクマでも正面から見るだけでなく、場所を動いてみることで全方向から全部のクマを一気に見ることができ、違いを見つける面白さがあった。
- 作品は一人で静かに見るべきだと思っていたが、今回の美術鑑賞で友だちや家族と一緒に同じものを見て、それぞれが感じたことや気付いたことを伝え合い、共有するという楽しさもあるのだと感じることができた。
- 今回の美術鑑賞は、施設そのものを楽しむと同時に「表現」について考えるきっかけとなった。美術館で出会った子どもたちの楽しそうな表情から、感性は子どもたち自身が楽しんで「感じる」ことから「興味関心を抱く」ことによって育まれていくのだと気がついた。
重量感たっぷりのゾウ
立山をテーマにしたコラボ作品
ライチョウに想いを託そう!
折り紙には各自の願い事が書かれています
オノマトペの屋上にて
屋上にハクタカ発見!