2018(平成30)年9月28日(金)13:00から、A館プレゼンテーション・スタジオで「平成30年度 総合的研究(卒業研究)発表会」を開催し、福祉学科22期の学生たちが9つのグループに分かれて研究成果の発表を行いました。
発表の様子
【発表テーマ】
- 富山県における認知症カフェの特性に関する分析調査
- 高齢者ドライバーの免許返納制度と社会支援の可能性
- 介護老人福祉施設の介護記録におけるタブレット活用の現状と有効性について
- リクリエーションの活動量を上げる楽曲について
- 「食卓を囲む料理」とコミュニケーションの効果
- 高齢者のアニメーションの関心と回想効果
- これからの社会に求められる認知症予防
- 介護職員のユニフォームの色が与える影響
- 地震災害のあった熊本県の2施設での福祉避難所としての対応と富山県における福祉避難所のWebでの公表に関する調査
1年生たちは、聴講して発表する先輩の姿をとおして1年後の自分の姿をイメージしている様子でした。
また、外部の有識者の方々にもご来場いただき、学生たちが取り組んできた内容をご覧いただくとともに、学生に対して質問やアドバイスなどをいただきました。
以下感想等になります。
【 2年生の感想 】
実行委員長による開会あいさつ
- 長い期間のグループ活動をとおして、人間関係、役割分担やチームワークの大切さを学ぶことができました。
- アンケートの配布と回収の大変さを理解しました。アンケートの項目が多いとPCへの入力は大変ですが、分析がしやすいことが分かりました。また、アンケートの項目を入念に検討しておかないと、データをまとめる時に必要なデータがない場合があるため、注意しなければならないと実感しました。
- 総合的研究の発表を終えて感じたことは、メンバー4人が揃って発表できたことが一番嬉しく、本当に良かったと思いました。
【 1年生の感想 】
1年生からの質問
- 前回の中間発表から短時間で考察や結果まで完結していたことに、とても感心しました。また、一つひとつの質問にも対応しており、来年には私たちがあの立場になると思うと少し不安にもなりましたが、来年は先輩たち以上の発表ができるように、これから頑張っていきたいです。
- 各グループ個性のあるテーマで研究をされていて、これから取り組んでいく総合的研究が楽しみだなと感じました。
- 緊張している中で上手にプレゼンをされていて、すごいと思いました。来年は私たちがプレゼンをするので先輩たちのようにハキハキと発表をしたいです。
【 来賓の方々の感想 】
来賓の方からのお言葉
- 現場ではなかなか気づくことのない視点で様々な研究がなされ、とても参考になりました。学生さんたちの研究発表をとおして知ることも多くありました。
- 時代の流れを感じさせられる研究ばかりであり、興味深いものばかりでした。今後に活かしていきたいと思います。
- 社会的問題や現在の福祉施設にとってタイムリーな研究テーマが多く、今回初めて参加しました。学生の発表はもちろん他施設の方の質問等も参考になり、自分自身良い勉強の機会となりました。