学生が紹介する学科の強みベスト５と「情報通信技術×地域福祉」

　2024（令和7）3月20日（木・祝日）午前、6年度としては最後ですが、令和7年最初となるオープンキャンパスが全学で行われました。参加してくださった高校生とご家族のみなさん、どうもありがとうございました。

　学科紹介では、1年生へ教員がインタビューしながら５つの強みを紹介していきました。その5つとは、次のとおりです。

1. 　介護ロボットやICTを学ぶ授業を展開していること
2. 　障害の当事者や現場の第一線でご活躍の職員による授業があること
3. 　「地域をキャンパスに」フィールドワークを取入れて学んでいること
4. 　県内の養成校では最大の1648人の介護福祉士を輩出した伝統と実績
5. 　多彩な資格で多様な進路選択ができること

　模擬授業のテーマは「NFCタグを活用したWell-beingな生活を考える」。地域で安心して暮らし続けるために、NFCタグを情報アクセスのためのツールとして活用できないかを考え、実際にNFCタグに公的機関のURLへの書き込みをして、スマホを使ってタグからアクセスしてみるまでの体験です。

　NFCタグとはNear Field Communicationの略で、近距離無線通信を使った非接触のICチップを埋め込んであり、スマホをかざすだけで、あらかじめ書き込んだプログラムを実施できます。

　車に地図アプリを起動させるタグを用意しておけば、瞬時にカーナビ機能が使えます。３分間に設定したストップウォッチを呼び出すタグや、頻繁に配達を頼む商品サイトに接続するタグなども使われています。

　情報通信技術やICT・AIなどデジタル技術の導入によって、毎日の暮らしをはじめ、介護や福祉も大きく様変わりをしています。その実際をこれからのオープンキャンパスでも紹介していきたいと考えています。ぜひ、ご参加ください。お待ちしています。